2010年12月25日土曜日

クリスマスと

今年も残すところあとわずか。今月は風邪でダウン状態が続いてしまいました。おそらく生活を少し変えないとダメなのかも・・・。寒波の影響もあって、部屋の温度が例年より少し低め。ただ近所の友達のところよりは設定温度が高いのがせめてもの救い。

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今年のクリスマスは、練りに練ったアイディアシリーズでありました。全体的には好評だったので、来年も低予算でインパクトのあるものを。

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一つはクレジットカードサイズのランプ。中国からまとめて購入したので、1つあたり送料込みで4kr(50円)弱。強度が今ひとつなのが玉に瑕。そのほか、ちょっと変わったイヤホンやら、ワインコルクやらで、普段なかなか買う気のおこらないものをチョイス。今回は予算の都合上、かなり輸入。ただ、通販にせよ卸にせよ、品物を見て買わないと品質が届くまで分からないという欠点もひしひしと感じたのも事実。バランスが取れなくて、追加でいくつかお菓子を買ったりする羽目に。

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今回もらったプレゼントの中でいちばんヒットしたのは、相方の弟からのプレゼントの一つで、瞬間接着剤+色々なコインと鍵。これをバスの停留所近くの地面とか自動販売機のそばとかに貼り付けておくと、色んな人が取ろうとしておもしろい、とまぁそういう話であります。やるかどうかは別にして、オランダのギルダーとフランスのフラン、ユーロ導入後、今は亡き通貨であります。かなりポイントが高め。

とりあえず寒かったクリスマスも一段落。久々に暖かいな~と気温をチェックしたらマイナス5度。ありえない寒さに少し慣れつつあるのかもと思った年の瀬でありました。

2010年12月10日金曜日

寒すぎかな

普段あまり雪の降らないヨテボリ。去年に引き続き今年もどっさり。寒い反面で明るいので、まぁ気分的にはいいところ。

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アパートの前

クリスマスのプレゼントもだいたい購入したので、今年はのほほんと待ち受けることに。あえて言えば日本で買えるような福袋が欲しいと思うところ。

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家の窓から

今週で授業はほとんど終わったので、キーボードの叩きすぎで疲れた腕の筋肉痛を取りたい今日この頃。来週、時間があればメガネを買いたいところ。

2010年12月3日金曜日

久々のXP

学校も落ち着きつつあるので懸案の2号機のシステムの入れ替え。まぁそこそこ古いので、目下の所ファイル管理を行うことを中心に。

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ふと気になったのが、XPの時代のマイクロソフトの日本語。久々です。どのプロセスをやってるのか分からない、すごく微妙なインストール画面。まぁ今は昔なのかどうなのか。

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CF-ATAアダプタ。CFの速度はそこそこあるはずなのに、もっさり感。実用に耐えないのでとりあえず速攻でやめることに決定。まぁ近いうちに直さねば。

2010年11月25日木曜日

Google

日進月歩で検索技術が上がったかと思えば、ここ1ヶ月、目が点になるほどGoogleがおバカになっていきます。まぁスウェーデン語の検索との兼ね合いで、トップをスウェーデン語にしているのが原因なのかも。


Google
「グーグル」と打ち込んだだけで 、こんな状態

ただ、今までは問題がなかったので、何か余計なことをしたのではないか、という疑い。他にもここ一ヶ月、「言葉」での検索ではなく「意味」での検索結果が出てきてるようで探したいページがなかなかヒットしないとか、ページプレビューを切るのに設定画面では出来なくて、無理矢理排除しなければいけなかったり、とまぁ散々な状態。

一つの疑問は、何故にユーザではなくてグーグルが決めるの?という問題。まぁマイクロソフトを胡散臭く感じるのと同様の問題が、積もった感。まぁ近いうちにもう少し使いやすいところを探そうと思った今日この頃。

2010年11月16日火曜日

抜歯

まぁ結局、本日親不知を取りました。時間にして10分弱。帰り道に図書館で予約していた本をピックアップして帰途に。今日取ることが分かっていれば、もう少しがっちりと昼を食べたんだけどとちょっぴり後悔。麻酔が少し残っていたり、なんだりで久々のインスタントラーメン、「出前一丁」九州トンコツ味であります。明日は気が向いたらカレーを作ろうと思っているところ。

2010年11月14日日曜日

電話

今年を振り返るにはまだ早いけど、とにかく物が壊れた1年。暮らしはじめて真っ先に買った物と言えば、お世辞にも品質が良い物とは言えず、かなり妥協したのでしょうがないといえばしょうがないか、というところ。ここ数ヶ月調子が悪かった電話もやっと買い換え。一応鳴ることは鳴ったので、使えないというわけではなかったんだけど。

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購入したのはPhilips の普通のコードレス。1度返品をくらった商品で200kr(約2500円)引きの500kr(6000円)。保証は普通に付くので、安心。大手の製品は、普通の充電式の電池に移行しつつあるので、バッテリーが弱っても安心。あとは製品自体が壊れないことを祈るのみ。

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これまで頑張っていたコードレス電話も、最近はバッテリーが弱く、猫が机の上から数度と無くたたき落としたせいで液晶は壊れ、まぁそんな時期だよねという話。せっかくなのでバッテリーを確認すると、まぁやはり3年持てばいいかというレベルの作り。ぺりぺりとビニールをはがすと、セルの一つは既に液漏れ。通話開始から20分以内にバッテリーが切れるのは当然といえば当然。それにそもそも容量が極めて小さい。思った以上に安く作ってあったようです。セルの入れ替えは考えるところ。

ともかくこれで長電話も安心。あえて不満をいえば、着信音が10種類入っているのに、まともな音がないこと。なんでこんなメロディを選んだのか、摩訶不思議でありました。

2010年11月12日金曜日

親不知

ここ1ヶ月ほど体調のバランスがどうもおかしい、といって頭を捻っていたら、今週始めから親不知が本格的に痛み始め、原因が判明。某大学の学生寮で留学生の手伝いをしていた時も約3名ほど相当重たい症状で病院に運び込んだ経験上、あまりバカに出来ません。ことに海外でかかるとなると、お金や習慣を始め様々な違いがあり、まぁいいかと思っている内に症状が悪化しがちです。日に日に悪くなるので、気が付いたら重くなっている、というケースが多々あります。

まぁそういう訳で、歯医者の予約を水曜日に押さえて行ってきたものの、思いの外化膿していたらしく、来週と言われ抗生物質をもらって帰ってきました。が、この抗生物質とやらがくせ者で、身体に合わなかったらしく、昨日・今日とダウン。食欲も一切なくなり、ただご飯を流し込むという状態。そんなこんなで服用をわずか2錠で止めることに。今まであまりクスリの副作用とかを気にしたことがなかったので、正直驚きでありました。この分だと来週抜く予定が少し遅くなりそうであります。

2010年11月10日水曜日

英語

色々学校の教材でやっていたものの、スウェーデン語で英語を習うという作業が若干混じっていて、それが正直やっかいだった所。授業自体は98%英語なので全く問題ないものの、使っている教材の説明はまだスウェーデン語によるものが残っていたり。中学・高校とそれほど文法はやってなく、受験の時にも確率の問題、出題としての頻出度の高い問題しかこなしてなかったので、基本的なところが抜けていたりします。これが正直ここのところのボトルネック。

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質も重要だけど、量も重要、とはいえ無駄にボールを投げるのもちょっと、といろいろ考えたあげく、Cambridge から出版されているEnglich Grammar in Use に決定。翻訳家になるわけではないので、英語で理解出来れば十分だし、かつそれが目下必要なところ。価格にして約2100円。これから使い始めるところなのであまり多くは期待出来ないけど、思考する際のロス (日本語-英語-スウェーデン語への切り替え) が減るので少しほっとするところ。

2010年11月8日月曜日

セキュリティソフトの更新

というわけで相変わらずNorton。ウィルスはいつでもどんなソフトでも喰らう可能性があるので、一応普通のものを入れてますよ、という言い訳に。価格的には英語版のInternet Security と Systemworks のバンドル版が約60USDと魅力的だったので、これに決定。3台のPCにインストール可。

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当初、マスターカードで決済しようとしたものの、「決済完了後ダウンロードをご案内します」というメールの後1時間音沙汰無し。まぁ前回、約一ヶ月前にMac用のものを購入した時にはエラーが出てたのを思い出し、Norton のサポセンにコンタクト。タラタラとチャットした後に、注文をキャンセルして、Visaで別途注文。全体としてはフレンドリーで満足したので、細かい不満は抜きに。久々の英語チャットだったので、若干不安があったものの、スピード的にまずまず。もう少し文法的に正しい表現が自然に出てくるようにしたいところ。

2010年11月5日金曜日

辞書の更新

しばらく買い換えて無かった英語の辞書をようやく購入。Oxford の英英、2つ前の版を使っていたものの、さすがに新しい単語や意味の変遷を個別に調べるのにも疲れたし、最新版が4月に出たのでこれを機に買うことに。

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あんまり深く考えていなかったものの、ペーパーバック版。考えたらそれなりに辞書は更新するので、ハードカバーである必要はないのかも。お値段的にもお手頃だし、重たい辞書が少しでも軽くなるのはいい、と前向きに考えることに。ただ、サイズが以前持っていた版に比べると一回り大きめ。読みやすい反面で、やはり重いので持ち運びには不向き。まぁ学校は込み入った調べ物はしないので、電子辞書で済ませるということですな。

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CDというかソフトが付いているバージョンを購入。日本円にして200円ほどの違いだったので物は試し。若干重たいのと、カラーがちらつくので、慣れるのに時間がかかりそう。もう少し直感的に扱えるインターフェイスにして欲しいところ。この手の辞書としては多機能ではあるので、追々考えることに。

2010年10月24日日曜日

VW

一昔前のVWのCM。お気に入りではありますが、駄作と秀作と紙一重のレベルであります。

 

 

情報源

今学期、歴史の授業をまた取っていますが、授業は歴史そのものではなく事実の評価方法を学ぶということに主眼があります。日本においては、正しい歴史が存在する(べき)という発想がそもそも歴史を評価する上での障壁となっていると思われます。ここでいう正しさと、正確性や客観性とは異なる概念ということだけ述べておきます。史実の評価手法は、用語は違えど現在進行形の事象を評価する方法とも密接に関連します。

事実に基づかない主張・批判は、それ以上でもそれ以下でもありません。

神がかった歴史の解釈は、信じている人には自明の解釈ですが、検証方法がないため、有意性に欠けます。このグループの人たちは「間違いであることを証明できない」ことを以て、真実性が証明されたと勘違いする傾向があります。冷蔵庫の牛乳が最後の審判を下すといわれても、誤っていると証明することはできません。

愛国的、国家主義的な歴史解釈は、事実の取捨選択の結果、全体的な事象の把握に失敗する傾向にあります。この手の主張で多く見受けられるのが「客観的な判断は不可能である」ということに主観的な判断の正当性を求めます。しかし、客観的に判断可能な要素にも主観を持ち込むため、中身のない議論に終始する傾向があります。また本来的に普遍ではないバラバラの概念をあたかも普遍的で統一的なものと考えるため、ある種存在の証明が困難な神がかった議論と同様の帰結をもたらします。

歴史の評価に何を重視するのか。概念的(主観的)を重視するならば、ある事実の中心的人物、その理想や考え方、先見性が歴史的事実の重要な構成要素になり得ます。ナポレオンが21世紀に同じ事をできないことを考えると、主観的説明だけでは不十分な説明となります。すなわち時代背景が存在しないことには事象が意味を持たないと言うことになります。

物質的(客観的)に捉えるならば、歴史的事象が起こるための経済的条件、環境的要因が重視されます。ノーベルが発明したダイナマイトが飛ぶように売れたのは戦争や産業といった条件が不可欠な要素である(つまりノーベルそのものが偉い訳じゃないし誰でも発明し得る)という説明になります。が、じゃぁノーベル以外の誰が発明したのか、ノーベル以外の何者でもないんじゃないかという疑問をもたらします。まぁ実際は概念的・物質的な考え方を混ぜながら議論を行うわけで、文脈的な判断が不可欠であります。

いずれにせよ、歴史的事象の判断、主張の判断には生のソースを判断することが不可欠であり、既に情報を取捨選択した主張をさらに評価して、その評価を評価して、そしてその評価に対する批判をしてってやっていくと、伝言ゲームよりもさらに深刻な齟齬が生じます。

なんでこんな事を書いているかというとWikileaksであります。ホワイトハウスの報道官などは先日暴露された情報が「断片的」であり統一性を欠いた情報に過ぎない、と主張しています。事前にWikileaksから情報の提供を受けたThe New York Timesとか各社が分析をして発表と同時に記事を公表、日本の新聞はそうした記事をあっさりと紹介。生の報告書と、保身に走った対外的な報告書とどちらが信頼がおけるか、ということには一切触れていません。通常、歴史的資料にせよ事実認定を行うための資料にせよ、その事実に近接した資料・証言の方がより信頼性があります。あえて問題を言えば認定プロセスを得てないことによる信頼性の低下。ただしこれは検証可能なものであり、権威主義的な信頼性の低下とは次元を事にします。

また、Wikileaksに対する批判の一つに、非合法な情報の入手が挙げられます。問題は、本来合法的に提供されるべき情報が違法に公表されず、その結果違法な手段による入手を強いられている場合、こうした訴えに説得力をもつのかどうか。日本のように民主主義を担保するための情報公開制度が額縁にとどまっている国と比べ、欧米では建前上は原則公開でかなり強力な原理として機能しています。民主主義においては、正確な情報が提供されていることが構成員たる有権者が重要な政治的決定を行うための条件であり、情報公開度が下がることで民主主義における政策決定能力は確実に低下します。

日本プロパーの疑問としては、なぜ政府が関与している公の領域にプライバシーと似ても似つかぬ個人情報保護といった概念がまかり通るのかまか不思議であります。もちろんWikileaksの公表している情報は軍事機密であり、法体系的には軍法というかマーシャル・ローの領域に入っているといってもおかしくはありません。しかし、イラクやアフガニスタンには多くの民間軍事会社が参入しており、マーシャル・ローとも別の法体系=無法体系が存在していることは公表された資料からも明らかです。論理上国外犯としてアメリカ国内で処罰することも可能ですが、どの捜査機関が訴訟進行上不可欠な証拠を保全することが出来るというのでしょう。だからこそ、軍人としての特別な義務と免責が定められたマーシャル・ローが(良いか悪いかは別に)存在するわけです。そうした範疇の外にある民間軍事会社の問題に国家機密が介在する余地があるのか、あるとすれば恐ろしく巨大な免責特権とその手段を企業に与えていると言わざるを得ません。

生の情報と公式に公表済みの情報との乖離は、情報公開のあり方に対して深刻な疑問を投げかけます。情報が容易にアクセス可能になることは、マスコミにとっての脅威にもなり得ます。このあたりもあってか、日本のマスコミ業界の情報公開に対する消極性には疑問の余地が残ります。生の情報という原点、そんなことを考えさせられた今日この頃。

2010年10月21日木曜日

ネズミがチュチュっと鳴くと-その2

(注) 誠に申し訳ありませんが、本ブログはスウェーデンにて作成しています。日本居住者を対象としていませんので、日本における一切の責任は負いかねます。同意頂けない方の閲覧はご遠慮下さい。なお訴訟等にはしっかり対応しますのでそれなりの覚悟をした上でお願い致します。なお無意味な誹謗・中傷、言いがかり等は黙殺致しますのでご了承下さい。

というわけで、近所のピザ屋のおじさんがマルチに引っかかりそうだったので10分ほど話をしてきました。Kyani‏ (Kyäni) というどうしようもないブランド。調べたところ日本でも勧誘しているようで、まぁ手法としては全く同じ。問題はウェブやブログを大量に立ち上げて、ネガティブな情報を入手しにくくしている様子。まぁそんなわけでもう少し書くことに。

勧誘の兄ちゃんがサンプルとして持ってきたのは「カイアニ サンライズ」。商品自体はなんてことはないただのミックスジュース、一袋30cc弱、原価2-3kr (約30円)もあればたっぷりお釣りの来る代物。そんな商品を500円もの高値で売って、しかも孫会員からお金が入る、と。一袋50kr(約600円)で売りつけられる秘密はノーベル賞も認めたブルーベリーとか何だの「ミラクル効果」。みんな健康になってお金も入る、万々歳とまぁそんな話。

疑問1. 商品自体に価値はあるのか?
あくまでビジネスとしてではなく、商品単体の価値として分析してみましょう。彼らの言う「ミラクル効果」は抗酸化作用によるもの。まぁ他にも色々あるけど、とりあえず話をシンプルに。彼らの大好きなORACと FRAPの検査結果は、160cc瓶で25kr (300円)で買えるWELCH'Sのグレープジュースにも劣ります。彼らの言う「ミラクル効果」を基準として考えると1袋50 öre (約7円)が妥当な小売り希望価格となります。50 kr (600円) で売るほどの価値のある商材ではありません。費用対効果のバランスが全く取れてません。このへんが、付加価値が一応あるアムウェイとかと違うところ。Kyani‏ (Kyäni)自身が説明する数値自体に100gあたりといった目安分量が明記されてないこともかなり表示上問題、少なくともスウェーデン語のカタログはね。

疑問2. いったい何が入っているのか?
貰ったサンプルの小袋を見る限りは意味不明の物体。色々な果物の名前と栄養の名前が入っているものの、何がどれだけ含まれているのか謎。そもそも100%なのかどうかも怪しい。原産国表示もなし。例えば含まれているはずのライチがアラスカで採れるわけもなく、自生したライチを採れるわけもなく...。アラスカ=大自然という純粋無垢な発想は素晴らしいけど、アラスカだけが環境破壊の猛威から隔離されているわけではなく、自然食品=無害という発想には閉口させられます。一体世界でどのくらいの人間が自生した植物が原因で死んでいるのか。一体どのくらいの人間が汚染された植物が原因で苦しんでいるのか。
それははさておき、法令上の最低限の表示すら行えない企業が健康について語るのはおこがましいに尽きます。まぁ袋じゃなくて箱に書いてるよって言い訳するんだろうけど、袋での転売や譲渡を予定しているのにそれを書いてないのはおかしい。そもそもそんなスタンスで健康を語ってる事自体が、このビジネスの限界でしょう(怒)。

疑問3. Kyani, Inc という会社は一体何なのか
2005年のアメリカ法人の設立から2度も社名変更しているのに、会社の沿革の欄に記載されてないのはIR情報としてもPR情報としても、怪しい。日本語のページによると「7,900㎡ の広大な敷地に本社と倉庫を併設」とのことだけど、そもそも敷地と建物はリースというか賃貸会社の所有と思われ、その広大な敷地の中に所狭しと建築物やら駐車場やら。まぁGoogle Mapを見れば一目瞭然。まぁ確かに所有しているとは書いてないから嘘じゃないよね。ただ街のバブリーな再開発地域を雄大な自然に囲まれていると言い張るのはまぁ、その程度の自然の感覚だよねという話。
もう一点、謎が残るのはアメリカのいくつかの州でビジネスをしているといっているのにもかかわらず、連邦法上の会社登録が見つからないこと。アメリカは連邦国家なので当然越境すると法律上も司法上も別の国であります。同じ法人格で活動する場合は登録が必要なはず。まぁ別会社という可能性もあり。このあたりはちょっと謎なので気が向いたら調べてみましょう。彼らの説明とは一致してないけど。

疑問4. マルチ商法と商材
彼らのモットーとしては良いネットワーク商法と悪いネットワーク商法がある、と。健康に寄与するからいい、とまぁそういうロジック。健康にいいから1kr (12円)の効果の物を50kr(600円)で売り飛ばすのは正気の沙汰ではありません。大手の企業も健康食品でぼったくってるんだから、会員に還元するのは一説にはいいことなのかもしれません。ただ大手企業とこうしたマルチ企業の違いは、食品事故が発生した場合の支払い能力と、長期にわたる品質管理能力に対する信頼がそもそも異なります。大手の場合それなりに表示もしっかりしています。当然他社との比較も容易です。品質表示に信頼がもてない場合、健康食品としてはそもそも失格です。
ダメな商材を使って良いネットワークビジネスを構築できるのか?会員に還元することが素晴らしいことなのか。これは、NGOで多くのフェアトレード商品を扱わせてもらった自分にとっては、最悪な利己的な考え方であります。ブルーベリーを始めとする果実の収穫には、多くの季節労働者や不法労働者、単純労働者が携わっており、彼らの生活水準や教育水準の向上のために利益を還元する方法を考えなければ、結局の所大企業による搾取が先進国の国民による搾取に取って代わるに過ぎません。夢のボーナス、夢のスーパーカーをゲット!一体いくつの井戸を掘れるのか、一体何人の子供達に数年間の教育を与えられるか、想像するだけでこうした生産性のない無駄金にただため息をつくばかりです。

ネットワークビジネス、マルチ、ネズミ講に共通する問題は、終局的な消費者がその肥大化した金額を負担するということであります。Kyani‏ (Kyäni) のスウェーデンの場合3人の子会員の獲得と子会員による7人の孫会員の獲得がボーナスへの第一ステップ。スウェーデンに住んでいる人全員が会員になるとしても、全員が会員になるまで15ステップ弱。会員の全員が欲がなく、最初のボーナスのみを受け取ったとしても、購入者の約7割はキャッシュバックの恩恵に授かることはできません。強欲さんがいて車をもらってる限り、もう少し受け取れる人が現実には減っていきます。残念ですが。

2010年10月20日水曜日

コピー商品

先日、中国の通販サイトTaobaoで発注した商品、どうなることやら。気になるのはコピー商品の多さ。まぁこの手の商品は2-3倍の価格でeBayの中国直送品でも見つけられます。戦略としてはいくつかあるんだろうけど、1)写真は本物、実物は偽物。2)写真も実物も偽物。

偽物という表現でも、人によってはかなり無茶な言い回しをする場合も。ライセンスを得て作っていないということを以て偽物という場合、まぁ要するに工場の横流しや廃棄予定のB級品、あるいは正規輸入以外の並行輸入品も偽物という強者もいます。まぁ日本で買った本物のバックが海外に行った時点で偽物になる、なんてロジックは、どう考えてもおかしい。ともすればグレーゾーンはやはり横流し品。保証の有無はともかく、製造元と販売元のライセンス関係に消費者が束縛されるかどうかという問題。契約関係はあくまで当事者と民法的に考えると白に近いグレー、商標やデザインには特別な保護が課せられており第三者にもその効力がおよぶと考えるなら黒に近いグレー。消費者が商標侵害で権利者に財産的損害を与えるというのは無理な話で、販売者の問題。完全なコピー商品であれば、税関で没収される可能性はアリ。ともあれ完全な偽物をいくつか。

TaoTNF

The North Face 関係は結構あって、Gore-Tex のジャケットが2000円~。まぁ2000円の商品で本物の素材を使っているとは思えず、こんなものを登山に使った日にはどうなることやら・・・。インナーの素材は、とてもThe North Face の製品とは思えない生活感あふれる素材。バックパック(写真)も1800円程度から。このクラスの正規品にはどのラインナップにも付いているはずのアジャストメント・システムがなく、ジッパー類の処理もNG。手袋を脱がずに開け閉めするためのちょっとした工夫が欠落。まぁ実在するラインアップと比べると一目瞭然。

TaoMuji

結構色んなブランドのコピーも。無印良品ものは結構笑える物が多め。その名も「スーパー厚さの靴下」。「ね」と「お」とや「ソ」と「ン」の区別のなさも相変わらず。

TaoMuji2

極めつけはフットカバー、いや、普通の靴下ですがな。価格と品質のバランスを考えるなら、やはりコピー商品はかなりリスク+高コスト要因。あんまり有名じゃないオリジナルブランドの方がまだましであります。コピーに+アルファでお金を払うというのは、少なくとも自分の範疇じゃないかも。そんなことを思った今日この頃。

2010年10月19日火曜日

Outlook

マイクロソフトのOffice系が軒並み不具合発生。週末に復旧を試みたものの、Outlookは復活せず。一番困るのはやはりメール。日本語入力というか、言語バーもうまく機能せず、韓国語や中国語の入力ができない状態に。スウェーデン語は今のところオーケーだけど、言語の追加・変更ができずかなり困るので近日中に再インストールをせねばという状態。

2010年10月18日月曜日

ネズミがチュチュっと鳴くと

近所に出入りしている人の中に、怪しい人が約1名。なぜか自分が時々行くピザ屋で店番。2ヶ月程前に話した時には聖書がどうのと言っていたんだけど、本日は「健康食品」だそうです。なんで彼がこんなのにだまされ続けているのかは分からないけど、それなりに今幸せらしいので、2-3警告するだけで済ませることに。ともかく自分はこの手のネズミ講はごめんです。

たまたま近所の親父さん(彼の猫とはほぼ毎日会います)が店に寄って、曰く「身体の調子は悪くはならなかった」とのこと。パッケージ自体列挙したらキリのないくらいの法令違反。説明書きも然り。説明も然り。相方はほぼ黙り込んでしまったんだけど、自分も笑いをこらえるので精一杯でまぁ。アメリカで大ヒット!は、情報がすぐ届いてネットでさくっと買い物が出来る今の時代、なかなかきついものがあります。

説明の一文にはこんなくだりも。「ノーベル賞の研究によると酵素は大変身体に良く、本商品にはまさしくそうした酵素が多く含まれており・・・(以下略)」いや、ノーベル賞が賞を授与するだけじゃなくて研究までやってるとは知らなかったデス。健康食品のはずなのに、パッケージには「飲み物・食べ物ではありません」と。

ネットショッピング

多忙のせいか、ここ数日体調不良。テストも先週だいたい一段落したので、今週は引きこもりに近い生活を、と考えている今日この頃。とはいえ、やることが相変わらず山積みで、まずは洗濯物をどうにかしたいところ。

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色々まぁ話があって、Taobaoとやらを使ってみることに。要は中国のインターネットモール。Alibabaという手もあったんだろうけど、今のところ小ロットで入れたいので、そこまで手間をかけるのもという状態。

Taobaoの最大の欠点はやはりアカウント認証と決済システム。海外からパチパチっと利用できるようにはなっていません。まぁこれは日本の村社会的なシステムと同様で、最大多数の最大幸福を追求する結果、目的のために手段を選ばずというか、手段を限定して自己満足してるというかそういう話。

とりあえずエージェントというか転送屋を使うことにしたものの、サンプルだけでは金額がそれほど届かず、最低限の手数料を支払うのも馬鹿臭いので、まぁついでに見てピカッと光った物をチョイス。

巾着付き弁当箱2段、3CHY (約40円) x 3個
巾着付き保温弁当箱2段、 15CHY (約180円) x 2個
ジーンズ (某ユニク○) 65 CHY (800円) x 2本

送料は今回2kg程度SALでスウェーデンまで2500円程度の予定、取り引き全体として考えると、小物で重量のいかないものを選んでいく必要がありそう。届くまで2-3週間はかかると思われるので、また届いて気が向いたら報告しましょう。あとはコピーじゃないことを祈るのみ。

2010年10月14日木曜日

Samsungプリンタ

先日購入したレーザプリンタの保証とお別れ。知り合いのおじちゃんと先日話をした時、「Samsungは最初半分しかトナー入ってないよ」と言われ確認したところ、然り。確認するとその通り。まぁ正確に言うと、700枚カウントした時点で、使えなくなります。これまで200枚以上印刷して、調子はOKなので保証とお別れすることに。

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チップを読まなくするソフト、とご案内に書かれていたものの話を総合するとプリンタのファームウェアの書き換え。ウィルス対策ソフトがばっちり反応するのでとりあえずインターネットを切断して、対策ソフトを切ります。ワイヤレス系とかプリンタ系は相当反応するところをみると、一応働いてますなと思ったり。とりあえずファームウェアの書き換え後再度ウィルスチェック。

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チップをはずしたあとは普通に動作素晴らしい。 このチップのために相当お金を費やすのは考えるところ。

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こんな感じでトナーは常にMax。まぁその代わりトナー切れには自分で注意。まぁ印刷できなくなったら分かるよね。

ついでに、トナー分解のビデオも。ぼぉ~っと見てると職人技であります。

2010年10月12日火曜日

壊れやすいのかな?と

とりあえずテストが重なっていて、かなり体力消耗気味の今日この頃。週末もほとんど自分の時間が取れずに、結構不満だったり。先日買った2つ穴パンチを使おうと思ったら、壊れていたことが判明。現品特価20krだったものの、初期不良なので交換に。

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お店のお兄さん曰く返金のみ、ということだったので、交通費とかかった時間を請求して、新しい物を購入。結局同じと言えば同じ。帰りのエスカレーターで箱から抜け落ちて落下、さっそく中古のような見栄えに(涙)。まぁ今度は新品なので、とりあえず大丈夫かな。

2010年9月30日木曜日

お買い物

というのはまだまだ先の話。去年は物の選定でかなり手間取ったので今年は少し早めに見繕うことにしました。時期にはいると高いし。まぁ忙しくて見る暇もあんまりないんだけど、安い物があったときに赤札のものをポチポチと。

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ワインボトルのキャップ(約200円)

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ビット感覚あふれる氷のトレイ(約250円)

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ストラップ(各400円少々)

ストラップは日本から購入。最近は海外発送をしてくれる店も増えているみたいで、普通の封筒(というかビニール加工された袋というか)で送付。小包ですらなく定形外扱いなので、送料も非常にお手頃で国内に毛の生えた程度。あえていえば、税関で引っかからない物しか買えないという制約はやはりあり。

それとスウェーデンに来てから、相変わらず買っていなかったアイロンをようやく購入。アイロン台は2年前に買ったのに、アイロンを買う心の余裕が無く・・・。

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東京に住んでいた時も、まぁせいぜい週1-2回使えばいいところだったので、小形で定格の少ない物に。アイロンをかけるときに少し時間は余分にかかるものの、費用対効果のバランスを考えると自分にはこのクラスで十分。お値段150kr.(約1800円)。

2010年9月29日水曜日

トナーのお話

先月eBayにて購入したトナー、まだ顛末を書いてなかったので少し。プリンタの価格は下がっているものの、トナーやインクの値段はそれほどでもなく、わりと高止まりしています。特に安いプリンタの場合は顕著で、場合によってはトナーを買うより本体を買い換えた方が安く付くこともあります。ビジネスモデルとしては理解できるのですが、環境負荷を考えるとあまり買い換えは考えたくありません。けれども、保証やトータルコストを考えるとトナー交換は非現実的。

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というわけで補充用のトナーを購入したものの、半月を過ぎても届かず、問い合わせ。「ごめん、送ってなかったからすぐ送ります」とのこと。プライオリティの高い方法をとったらしく、ドイツの片田舎から、問い合わせの翌々日に到着。素晴らしいの一言。問題が問題なのではなく問題をどうするかが問題なのであります。

ともかくプリンタに話を戻すと、大手の場合でもインクやトナーのカートリッジにチップを入れて、追加で補充できないように、つまりカートリッジを交換しないといけないように対策を取っている場合があります。自分の購入したSamsung製のML-1915も然りで、標準の場合1500枚カウントした段階で使用不可能になるとのこと。で、どう補充するかという話。

今回はとあるソフト付きの物を購入。このソフト、要するにトナーを使う時のチップ読み込みプロセスをやめさせるというお話。あとはチップ外して、トナーを補充して、無駄になったトナーをため込むところから古いトナーを掻き出すだけ。少しばかりドリルで穴を開ける必要があるみたいだけど、とりあえずは簡単そう。

ここで一つ考えることは、こうした行為が著作権法に違反するか否か。この点日本の法律では黒に近いグレーなものの、スウェーデンで行う限りは限りなく白であります。専ら自己の所有物について自己の利に供するために改変を加えることが許されるかどうか。著作権が、専ら他人の所有に帰してもなお改変されない権利としての性質を有しているかどうか。そして、改変するためのプログラムは、改変されたソフトと同じ部類に属するのか否か。所有権やフェアユースを重視すると、そんなことまで縛られる筋合いはない、という話になります。

「当社のトイレットペーパーは三角折り専用です」というのはまぁ自由だし、法的権利として保護する余地はあるけど、四角にして使うと訴えられるとしたら、それはかなりヤバイ。トイレットペーパーが犯罪に使われるから違法化しようとか言ったらもっとやばめ。負の側面も理解できるけど合理的な説明でパチッと線引きを付けるのは結構難しい領域。まぁそういうわけで、任天堂はかなりヨーロッパの法廷で苦戦しています。結局のところビジネスモデルを代えないと厳しいのかも。そんなわけでトナー到着でありました。

2010年9月20日月曜日

スウェーデンの総選挙(2)

この1週間、学校やら選挙関連のニュースを読むのやらで忙殺されております。投票・開票が9月19日、というわけで選挙速報やら何やらを本日もチェック。選挙の大きなポイントとしては

1.現政権のAlliancen (M+C+FP)が勝つも過半数に届かず

2.社会民主党(S)は歴史的敗北も第一党の座はかろうじて守る

3.移民排斥を訴えるスウェーデン民主党(SD)が議席を獲得(約6%の得票)

特に3について、勢力が拮抗している現状において、SDに相当な存在感を与える結果となっています。彼らの移民や外国人排斥に関する理屈は日本のそれと同様で、どうしようもない統計とロジックの使い回し。問題は、選挙に至る前の段階で(特に現政権が)正面から議論を行わず無視していたことにあるのかもしれません。

現政権の立場はリベラルで、KKK(アメリカの極右団体) にも言論活動や政治活動の自由があるという立場と基本的には同じ。この点に関しては、自分も同意する範囲。問題はそのあとで、政治的議論の中で解決ないし論駁するべき話にもかかわらず、特に何か議論するわけでもなく。挙げ句の果てに「SDが政策決定で重要な位置を占めないようにSやMPといった野党が(政権党に協力することで)責任を取るべき」だそうで、完全に人任せ。いや、正直この国の将来を考えると頭が痛くなります。

今回のSDへの投票行動としてはM→SD、次いでS→SD。SDはMälmö を除いた都市部での得票は総じて低いものの、全体として底上げされた感があります。若者・男性が主流で、思想(と呼ぶに値するかは別に)・潮流的にはドイツ、コンプレックスを伴った選民思想。

1. 外国人は(特に凶悪)犯罪の増加要因

→日本のそれと同じく統計学的に優位ではない

→届出件数と犯罪発生件数は一致しない

    →犯罪者の国籍よりも、収入や教育・居住エリアに強い連関が認められる

→法律の解釈や捜査手法・能力の変遷が犯罪の増加要因の一つである

→アルコールの摂取量の増加にも(国籍以上の)連関が認められる

2. 外国人は物理的・文化的・民族的にスウェーデンを汚している

    →影響がいやなら家に引きこもってくださいというレベル

→日本のそれと同じく純粋なスウェーデン人がいると信じている

    →外圧による変化は全て強制されたという被害妄想

3. スウェーデン語をしゃべらない

    →んで?というレベル

特に3に関しては、正直ん~という感じ。確かに理解の出来ない言語でしゃべられるとコミュニケーションが取れなくて困るというのは分かるけど、意思疎通を図りたい人間が勉強すればいい話で、自分が他の言語を勉強せずに、他の人に自分の言語を勉強してもらう権利があると思ってるのなら、それはもうどうしようもない話。それとは別に、分からない事による恐怖というのが、大きいのかも知れません。他にも突っ込みどころ満載だけど、それに構っているほど時間があるわけでもないので、またそのうち。

2010年9月8日水曜日

スウェーデンの総選挙

選挙の事前投票が始まっていて、ついでの用事があり投票してきました。始まってすぐの時は待ち時間が結構あったみたいだけど、手慣れたのかたまたますいていたのか、5分にて終了。

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選挙人票を忘れたのでまずここで受け取り

受付で免許証を見せて選挙人票(Röstkort)を受け取ります。スウェーデン国籍を持っていないため、スウェーデン議会選挙の欄は空欄。県(あるいは郡)議会に相当するLandstinget と市町村にあたるKommun の投票。

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投票用紙を受け取って中へ

スウェーデン議会の投票用紙は黄色、Landstinget は青、Kommun は白。既に政党名もしくは候補者名の記載された投票用紙をピックアップ。候補者に対して投票を行う場合は、選択する候補者名にチェック。その後封筒に入れて係の人がチェック。要するに投票用紙をたくさん入れないように、何回も投票しないように。

それにしても、大きなショッピングセンターとか図書館・役所とか色々なところで事前投票できるので非常に便利。でも前の選挙の時よりも減ってるようなそうでもないような。

宴の後で

夜中の0時を回ってまだ明日の予習が終わってません。あと30分ほどかかる状態、まぁとっとと済ませて寝たいところ。いくつか調べ物をしていたら、6月に行われた王女の結婚式で使われた車のセールスを発見。色々なところに王冠が散りばめられていて、こんな車をお手頃価格に買いたい人にはぴったり。

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って、正直先々売るのに困りそうなこんな車、特別仕様車なので標準仕様車と比べると価格は50000kr(55万円程度)高め。誰が買うんだろうとちょっぴり想像してみたり。

2010年9月5日日曜日

家庭菜園という名の実験

今年はシソの栽培に失敗。虫にタネをたべられてしまいました。枝豆はそれなりに生長。今のところ小さいながらも10房程度実がついています。

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2通りの土質で今回は様子見。片方の土はそれほどいい状態とは言えないものの、実の付きはむしろ上々。収穫が楽しみであります。

2010年9月4日土曜日

日常

怒濤のような1週間。週末は少しゆっくりしたいところ。というわけで久々にネットでフラフラと色んな記事を読んだり、忙しくてあんまりやってないことをしてみたり。先週eBay経由で発注したプリンタのトナーがまだ届かず。ドイツが発送元、DHLの安い便を使っているのでもう少し気長に待つことに。Google Translate のような機械翻訳は、ざっくばらに意味を取りたい時には非常に便利。

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やはりネックになるのは、辞書の語彙と文脈の判断。日本語への翻訳でも、このあたりを年頭に斜めから読むとそれなりに技術の進歩が掴めるところ。

2010年9月1日水曜日

本とCDと

本日もわりと忙しく終わった1日。学校と洗濯とまぁ色々。学校の課題で本を読まなければならないものの、色々読む物が多い時には疲れ目、気力を使い果たした後ではなかなか進まず。そんな時重宝するのがCD。

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なんてことは無く、単に本を朗読しているだけなんだけれども、mp3に変換して移動時間中に聞いたり、ソファでゴロゴロしながら聞けるので非常にいいという話。というわけで図書館で借りて、携帯電話に入れてちょこまかと聞いております。本編は3時間ほど。まぁやはり本を読むより早いカモ。

2010年8月31日火曜日

新しい船

本日も学校。徐々に風が冷たくなってきて、秋を感じさせられます。船会社Stena Line が新しい船を導入してお披露目イベントをやるとのことなので、学校帰りにポチっとよってきました。

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ヨテボリGöteborg-Kiel (ドイツ)間で使うらしいんだけど、全長240m、キャビンの階数もそこそこあって大きめ。日本のフェリー不況はどこへやら、トラックや乗用車の利用はかなり多め。陸路だと相当遠回りになるのも影響しているのかも。それに、国際航路なので、当然免税店あり、きちんとしたレストラン(ショー付き)ありで、運賃以外の稼ぎも。

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イベント自体はそこそこ人が集まっていて、それなりの盛況ぶり。あえて言えば、出店がもう少しあれば楽しいかも。

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ドリンクとかアイスクリーム(いかにもスウェーデン)、くじ引き券を入り口でもらって、一通り回ります。

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1等の景品は無料の客室キャビン利用権(往復)、まぁ確率的に低くはないけど高くもなく。下から2番目4等賞の景品をいただいてきました。ロゴ入りの折りたたみクッション。学校の席によっては、冬場冷えるのでわりと重宝する一品。まぁいいっかと思いながらてくてくと帰ってきた今日この頃でありました。

2010年8月27日金曜日

学校

学校が先週から始まって、早2週間を消化。読む物が多くちょっと食傷気味であります。合計6教科、月-金の生活。夏休みの間に資料の扱いを根本的に見直したので、スモーキー・マウンテン状態はおそらく今学期は避けられるはず、というか避けねばという状態。

9月に総選挙・地方選挙。地方選挙の選挙権は、自分の理解が正しければ今回からもらえるはず。学校の課題も含め、選挙づくしの今日この頃であります。

2010年8月23日月曜日

ネット復旧?

先日サポートの人が何とかしますわと言っていた通り、かなり安定。エリア的に影響が出ていた模様。本日も買い物やら、資料のコピーやらで東奔西走。

近所のComputerCity、店舗の一部が焼けたらしく、本日処分セール。展示品50%引き、未開封品一律30%引き。一時検討していたレーザプリンタを買うことにしました。とにかく早く、大量に印刷かけたい時には欠かせない一品。オートスキャンFax付きのインクジェットプリンタに心が揺らいだものの、とりあえず優先順位を考えてこれに。1分18枚、電気代を除いた印刷コストは1枚3円弱。

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当初カラーの展示品を買おうと思っていたんだけれども、いざ箱に詰めようとした時に給紙トレイが壊れている事が判明、結局モノクロの安いヤツを買うことに。50%引きで500kr(約5500円)。このクラスはお値段的に、本体もトナーもほとんど値段が変わらないので、悲しいところだけど使い捨てになる可能性が高め。

お値段からしてあまり期待していなかったものの思った以上に高性能。スタンバイからの復旧が結構早く、ストレスは少なめ。これくらいの満足度なら、先に買っておいても良かったかもと思ったり、でも安くないと手を出さなかっただろうなと思ったり。

2010年8月22日日曜日

ネットが大不調

この1週間、ネットの調子がすこぶる悪く、よく使っている夕方から夜にかけて落ち気味。家の電話として使っているIP電話もここ2日ほど完全にダウン。携帯があるから大丈夫なものの、国際電話は家の電話でオプション契約を付けているのと、Skypeもすぐに落ちたりで、困っていたり。

まぁともかく学校も始まり、教科書買ったり、ノートとか必要な物を買ったりで、ちょっとばかり散財している状態であります。今回はわりとスムーズに中古の本を買えているので、新品を一つも買わずに済む可能性が結構多め。とにかく少しでも節約、節約。

2010年8月13日金曜日

秋の風

季節の変わり目からか、少し風邪を引きました。そして直りました。今年は自転車もまぁまぁ使ったし、それなりに満足。これから冬にかけてバイクのお値段も値がる季節。まぁ少しばかり中古の広告を見ながら妄想してみたり、考えてみたり。

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見たことのあるようなヘルメットのロゴ

本日はネットで夏物の売り尽くしセールを見たり、冬物を検討したり。もう少し自転車で動き回れるように暖かいウェアも考えたいところ。

2010年8月7日土曜日

美術かそれとも・・・

先月のデンマークではルイジアナ美術館を訪れ、わりと満腹感があったのですが、先日の新聞広告でヨテボリでも展示物をちょこっとやっていることが判明、レオナルド・ダビンチ、ミケランジェロ、ラファエル(ラファエロ)、素晴らしすぎるほどのビックネーム、ミーハーな自分としては一応外さずにはいられなく、今日行ってきました。

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事前にHPをチェックした限りでは、美術館の特別展示ではなくどっちかというと商業ベース、お値段も大人225kr(約2600円)とそれなりであります。とりあえず学割がきいたので100kr、ヨテボリの博物館・美術館の年間パスもチケット(領収書)と交換でもらえるようです(40kr)。ただ、展示予定の作品リストとかが微妙な状態だったので、どの程度元が取れるような値段なんだろうと悩んだり。

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受付で学生カードを見せて支払い、料金には音声ガイドも含まれています。英語かスウェーデン語かを最初に選択して、後は聞きたいガイドをレーザーポインタみたいなMP3プレーヤ(たぶん普通の赤外線だけど)でピッとするだけで、聞けるという感じ。これは聞きたいものを簡単にコントロールできて、非常にぐぐっときました。

展示の方法としては非常におもしろく、凝っているものの、肝心の作品はレプリカが多かったのが残念なところ。また、倉庫を改造した展示施設という限界からか、レプリカにせよ本物にせよ、作品が特別なケースに入れられて展示されていて、光の関係上かなり近づかないと質感が掴めないのはちょっと不満でありました。遠くから眺めて、近くで眺めて、また遠くから眺めて、色々なポイントから楽しむのが好きなので。また展示の動線も今ひとつで、部屋の角近くの両方の壁にわりと人目を引く絵を置くのかが謎。

少なくとも旅行のついでとかじゃない限り、この料金でこの展示内容は正直きつい。まぁあまり話題に上ってこなかったのもそんな理由があったのかも。ともかく、レプリカはレプリカで、展示的にもそれなりに見応えがあったと自分に言い聞かせる今日この頃でありました。

2010年8月6日金曜日

情報があるということ

公的な情報は原則的に公開されなければいけないこと、これは現代の民主主義を支える重要な原理であります。重要な情報が欠落している場合に、正しい政治的な選択と決定など行えるはずもありません。情報公開が国益に適わない場合というのはおよそ対等な利害関係者との交渉に影響を及ぼす場合=他国との外交交渉過程や、公開された場合に一定程度以上の危険や危害が予見可能なことなど、ごく一部の現在進行形のことに限定されるべきであります。政治過程において終局的に決定すべきなのは主権者たる国民ないし有権者なのですから。政府が国益に適うか否かを判断して、専ら政府自らの活動の情報の公開を制限するのは、本末転倒であります。

日本の情報公開に関する議論のそれとは異なり、アメリカにおいてこの様な情報の公開に関して現政権が強調するのは、現地の軍事オペレーションやその利害関係者に危険を生じさせるということであります。先日のWikileaks による機密文書の公開はその意味で非常に興味深いものでありました。当然といえば当然ですが、当該戦闘地域における明らかにされてこなかった死者数や、軍事オペレーションにつきものの法的手続きの欠如、アドホック・場当たり的な判断。そんなことへの反論や正当化はどこへやら。情報を漏洩した個人やそれを手助けした組織が訴追され、刑務所に行くことはあっても、本来公開されるべき情報を隠匿した責任はただ政治的なものだけ。政府自体が刑務所に収監されることは、全くあり得ないのですから。それだけに、そうした政治的な責任は厳しく追及されて然るべきでしょう。

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日本における情報公開は、個人情報の保護とワンセット同然で導入されました。個人情報はプライバシーと一線を画する概念ですが、わりと混同されていてやっかいなところ。政府が利害関係を持っているということは、本来的に公的な情報であって、当該文書に記載されている個人が異を唱えることが可能かは別にして、原則的に公開されるべき文書であります。それを政府が個人情報保護の名の下に十把一絡げに文書そのものの公開を拒否する場合、当該個人のには、政治的な判断をするに足りる判断材料を得る基本的な権利が侵害されている、そうした感覚の欠如が現在の個人情報保護を支えていることにある種奇妙な感を覚えます。

年金問題で社会保険庁のずさんさを挙げることは非常に簡単ですが、問題の根底にあるのは、公的な性格を持つ文書が適切に保管されていなかったこと。さらには、保管するために必要な制度設計や監督、予算の配分を本来監視するべき歴代政権ないし立法機関が怠ってきたという事実。必要だったのはシュレッダー機器ではなく文章を保管するための段ボールと保管場所だったのでしょう。

ともあれ、Wikileaks で一応非公開にしたとされる文章一式と思われる暗号化されたファイルがダウンロードできる状態にあるようです。情報を公開しないためのセキュリティという観点からするとこの様な方法には問題がありますが、情報を公開を担保するためのセキュリティとしてはバッチリ、そんな事を考えた今日この頃。

2010年8月5日木曜日

夏休みもあと少し

というわけで、近々Jönköping に行ってきます。猫もいるのでとんぼがえりの予定。少し夏っぽい音楽を一つ。

航空券

久々にLufthansaのアジア方面オファー。往復5299SEK~(約64000円)とかなりお手頃価格。しかもA380も利用可能。日本へは東京行きのみの設定、Stockholm / Göteborg発。2010年8月10日までの予約・発券、出発は2011年2月初旬まで。

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まぁ来年の春夏向けのオファーはまだまだ先ってことです。

2010年7月31日土曜日

Danmark och Skåne - デンマークとスコーネ地方

29-30日にかけてデンマークとスコーネ地方をまわりました。というわけで写真だけ取り急ぎアップロード。



少しお疲れ気味です。はい。

2010年7月29日木曜日

Guld kant

今日、ご近所の友達から割り引きクーポンの冊子を頂きました。去年のものより掲載店舗が増えて、時々使うお店も入っているのでいいなと思ったり。

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明日29日から30日にかけて、デンマーク+Ystad。少しばかり買い物と、旅行であります。

2010年7月28日水曜日

枝豆

ビールのお供に、というわけで枝豆の栽培を少し。あまり深く考えずにとりあえずやってみようとやりはじめたものの、やはり栽培し始めてからちょっとまずったなぁと思うところも。

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キノコの採れる土とLidl 土のブレンド

発芽は非常にスムーズで、2日足らず。特に虫とかに食われることもなく。Lidl の安い土に負けることもなく。カビに負けることもなく。

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こっちはLidl の土100%

水はけや養分を考えるとこっちの方が順調なのかも。それなりに順調といいたい所。

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ブレンド土、発芽から4日目

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100%Lidl、4日目

まぁあれこれとかんがえていたものの、実際1株から採れる量を考えると、もう少し植えないとがつっと食べれるほどは採れないのかも。まぁまずは穂がきちんとつくように祈るのみ。

2010年7月23日金曜日

Pinkが聞こえる

ヨテボリにPinkが来ております。距離的には結構離れているものの久々にコンサート会場のUllevi からの音。チケットが高くなければたまにライブにも行きたいところ。

新聞記事

先日相方が書いた記事の反響は、予想よりも好意的な反応が多かったみたいなので、安心するところ。今日は朝から電話の応対、そのうち自分名義に登録を変更せねば。人脈を増やすにはいいチャンスだと思うんだど、ラジオ・テレビは今のところお断りのようであります。SR P1(全国版のラジオ)、ちょっともったいない・・・、でも無理は禁物。

今日は細かいことをする予定。枝豆採取用に植えた種が本日発芽。シソは目下の所発芽待ち。

2010年7月22日木曜日

オンラインショッピングの決済

eBayやその他のサイトで決済する場合、クレジットカードそのものではなくPaypal を使うことが多め。送る分には手数料基本的にかからず、あとは為替の設定にだけ注意しておけば、Paypal への支払いは特になし。登録済みのクレジットカードへの請求。あとはお金を受け取る側で、手数料負担。比較的決済できるサイトが多いのが魅力。

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ともあれ、Paypal 以外特に使う必然性は今までなかったんだけど、どうしてもクレジットカードの認証に問題があったサイトを使うために、Moneybookersに登録。請求をクレジットカードに回すPaypal とは逆に、プリペイド、予め入金しておいた分だけ決済可能なサービス。ただし、Paypal とは若干違って、入金・出金共に手数料がかかる場合があります。

ヨーロッパ内に居住しているのであれば、マスターカードのプリペイドも作成可能。比較的年会費が安いのと、便利そうなのでちょっと考えるところ。

2010年7月21日水曜日

ん~

議論の激しいところに関して相方が新聞記事の執筆を引き受けたので、当面(1~2週間)は知らないところからかかってきた電話はたぶん受けません。国際電話の場合、番号表示が出ないので然り。携帯電話も相方の名前で登録しているので然り。

スタンスや見る角度の違いはあれど、大枠ではコミット出来る内容。記事とは話がずれるけど、表現の自由は自分が同意できない相手でも認められなければそれはもう人権とは言えない。表現の自由は受け取る自由が保障されなければ、貫徹されない。表現の受け取り手のみが罰せられることは、本末転倒。法律は事前にその内容が明文で規定されていなければ、罪にあたるか否かの判断が出来ない。結果、表現を萎縮するばかりでなく、事案ごとの不安定さも招く。主観的な法は、法としての意味を失う。モラル・道徳をその方法において規制することはあっても神聖化して禁止することはあってはならない。禁止・処罰できるのは何らかの実害・被害が個別具体的な事案において認められる場合のみである。

スウェーデンでもギリギリの事例ではやはり議論をしなければならないところ。最終構成も点検したので後はどのような記事(他の記事)との組み合わせで文章が使われるか気になるところ。明日は少し早く起きて、買いに行こうと思うところ。

2010年7月20日火曜日

ポイント集め2 -SJ

ちまちまと、集める会員カードのポイントにもたまるものとたまらないものと。ライフスタイルや仕事によってはたまるんだろうと思われるSJPrio。自分の中では非常に使えないものの一つ。

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1等50%引きの宣伝に惑わされて入会してみたものの、使える路線は少なく期間限定。まぁちょこまか使うと、電車の中で無料のコーヒーとかにありつけるとか。他の交通手段より安い時しか使わないので、たまるみこみは当分無し。