2009年2月24日火曜日

フォルクスワーゲンのドレスデン工場

ドレスデン滞在2日目、フォルクスワーゲンの工場見学に行ってきました。ホームページで確認したところ日本語のツアーも予約を取れば可能みたいですが、事前の予約をする時間もなかったので朝イチで工場へ。受付の人と話をしたら3時開始の英語のツアーに空きがあるとのことなので、予約しました。

3時にツアー開始。どこのメーカーの工場もそうですが、内部の写真撮影は禁止。長いフォルクスワーゲンのロゴ入りの白衣を着て、ビジターバッジをつけていざ出陣。一人参加者は3名のみ、普段はもう少し多いとのこと。総勢20名の英語ツアーであります。
ドレスデンの街中にあるこの工場は主に高級車を生産、街中にあるため規制が厳しくまたデザインも考え特殊な照明を利用しているとのこと。確かに言われると、これだけの規模の施設で間接照明のみで明かりをまかなっているのは非常に珍しい。
現在改装中でメインの入り口は閉鎖中。ビジター用のエントランスがすごく手狭な反面で、通常は見ることの出来ない搬入システムがみられるとのこと。工場自体が見せるためのデザイン、たとえばフローリングに木材を利用してたりするけど、内部の人間だけが見るスペースは味気ない。


ツアーは1時間の内容にしては非常にみっちり組まれていた印象。ただこの工場は基本的に組み立てのみを行っていて、塗装や板金加工の過程は見られずじまい。街中に立地するが故の制約が多いのとのこと。
生産ライン自体はどの工場と比較してもかなり間近で見ることができます。白衣を着させる理由は生産中の自動車に傷を付けるリスクを減らすため。それでも時にビジターが傷つけることはあるとのこと。まぁリスクは下げることが出来ても、可能性はゼロには出来ないと言うことですね。
案内してくれたお姉さんは非常にフレンドリーで好印象。ただジョークが微妙に引いてしまうような下ネタ混じりでドイツ人っぽいな~と妙に関心。この手のツアーはどこの工場もアンオフィシャルな「ここだけの話」が混じっていて結構楽しめます。次にドイツ行くときにはエア・バスの工場だ、なんて一人で考えてみたり・・・。