2008年2月23日土曜日

XPか?

今使っているノートパソコンをVistaからXPに変更、というかVistaとXPの二本立て(Dual Bootといいます)。結論から言うと、使い勝手はまずまずというか、かなりいいです。今まで起動に10分少々かかっていたのが僅か2分に短縮。ソフトの挙動もかなり安定感があります。特にSkypeやMSNの通話が格段にしやすくなりました。外で使うことを考えると、Vistaという選択はまだ早かったのかもしれません。ゴミ箱に廃棄寸前だった(大枚をはたいて買った)ソフトもまた使えるようになったのもありがたかったりします。


ただドライバとかを自分で入れる必要があるので、一手間かかります。インストール直後クラスメートのS氏からメールで送ったはずの写真が届いてないぞと言われ、MSNメッセンジャーで送ろうとしたら当然インストールされているわけはなく、Windowsのアップデート後でなければインストール出来ないことが判明。久々にWindowsメッセンジャーを使うことになりました。EUの独禁法絡みで今は昔のソフトですが、シンプルなインターフェースに感激。話を戻すとインストール直後はソフトもドライバも入っていないので、とにかくてんてこ舞いになります。

さよならVistaという訳で、このままいくと自分がVistaに移行するのは次以降のパソコンになりそうです。

[ 更新日時:2008/02/24 06:30 ]

2008年2月20日水曜日

本のセール

 

2月の終わりから3月の頭にかけて、スウェーデンでは本のセール時期のようです。折り込みチラシにもどさっと、セールのカタログが入ってきます。こちらには日本の再販制度のように価格を維持する制度はなく、基本的には市場価格。売れ筋の本は安く、売れない本は高いのが常。日本でもマイナーな言語の辞書や専門書は高止まりする傾向がありますが、こちらの相場自体が高いのでセールは正直魅力的です。カタログに掲載されている本以外は安くはならないですが、普段手が届かない大判の本や辞書はいくつか買おうと目下品定め中。久々に買い物でウキウキしていたり・・・。
[ 更新日時:2008/02/24 06:42 ]

2008年2月17日日曜日

universeumに行ってみる

本日は久々に休日っぽいことをしようという話になり、ヨテボリの街中にあるUniverseumに行くことにしました。この施設、要は水族館と科学技術館を足して二で割ったような施設。ヨテボリの観光ガイドでも真っ先に挙がっている施設ですが、これまでなかなか足を運ぶ機会がありませんでした。北欧的なお値段で、結構値が張ります。お一人様3000円ほど。年中無休で営業していて、ヨテボリにしてはやる気満々。


大まかに分けて3つほどのゾーンに分かれています。一つはスウェーデン各地の展示。北の方から南の方までそれぞれの魚の生態系が見れるようになっています。随所に民俗学的な展示もあって、昔ながらの遊びも体験できるようになっていました。もう一つは普通の水族館のごとく、水槽を眺めるタイプの展示。最後の一つは、温室の中を歩くようになっていて、鳥のほかいくつかの動物が放し飼いにされていました。


科学技術館っぽいところでは、様々なことが体験できるようになっていたりします。ちょっといいなと思ったのは温度に反応するカメラ(写真)。思わず写真を撮ってしまいましたが、なかなか不気味。ただ、いくつかのコーナーはほとんど故障してるまま放置されていたり、スポンサーの展示一辺倒だったりでちょっと残念。ただ、しっかりスポンサーがついている分、実際の自動車やトラックのぶつ切りが置いてあったり、ちょっと特殊で高価な機材があったりで楽しめたりします。


基本は自然科学と科学技術なので、そこそこ面白いものでした。でも、別にここじゃなくても見れるのではという物も多く、人が来たときに観光スポットとして案内できるところではないな、とまぁそんなことを思ったりしました。

[ 更新日時:2008/02/21 07:33 ]

2008年2月15日金曜日

イタリア

イタリア行きがほぼ正式決定。1日くらいはのんびり街を見ることができそうなので、下調べ。スウェーデンでもそうですが、それ以上に日曜日、容赦なくいろんなところがお休みです。フライトの時間がまだ分かっていませんが、もう少し時間が取れますようにと祈りつつ。

[ 更新日時:2008/02/21 07:55 ]

2008年2月14日木曜日

ごみを捨てるお話

前にちょっとばかり書いていますが、アパートの近くにゴミの分別収集をする場所があります。いつでも捨てれるというのは、都内で収集時間のやたら早い場所に住んでいた自分にとってありがたかったりします。


久々にまとめて捨てようと思っていってみたら、何やらリニューアルされていました。まだ昔のやつでも使えたのになんて思っていたら、今度のゴミ箱、何と車椅子対応です。なるほど、トラムとか街の区画設計とかで随分車椅子対応が増えていますが、こういうところは意外と考えられていなかったかもしれません。

設計もいくつか改良されていて、ダンボールや紙類は格段に入れやすくなりました。今までゴミ箱の周りに、大すぎて入らず放置されていたなんてことは減りそうです。半面で子供がどう無理しても入れないようになったので、子供の頭程度の大きな缶や瓶を入れることができなくなりました。う~ん、と悩んで結局ゴミ箱の前に置くことに。

[ 更新日時:2008/02/21 07:50 ]

2008年2月10日日曜日

博物館

週末はJönköpingにいました。何度か来ていますが、見るところが少ないので観光はご無沙汰。彼女のおやじさん曰く、日曜日だけやっている博物館があるという話です。Jönköpingには、大きな製紙工場があって、博物館はそこの会社が運営しているとのことです。そのMunksjö Museumに行ってみました。

Munksjö Museum (英語)

博物館にはいると、すぐに愛想のいいおじいさんが出迎えてくれました。すぐに工場と会社の歴史を編集したビデオを放映するとのことなので、テーブルに着いてビデオを見ます。それによると会社を一躍大きくしたのはクラフト紙のようで、(パテントを持っていたと思われる)最盛期には、世界大戦も重なりかなりの富を築いたようです。時期的にはプラスチックが普及していなかった時代で、物流にかなり貢献したことが伺えます。

 

博物館には、そうした成功した製品から、失敗した製品まで様々な紙製品が展示されていました。失敗作の中でも彼らの一押しは、ノートにしか見えない持ち運びトイレットペーパー(写真)。気合いを入れて広告を打ちまくったにも関わらず、鳴かず飛ばずで3年ほどで販売中止に・・・。

 

こうした話のオチを用意しているのはスウェーデンっぽいところですが、現在の主流は包装系の紙とトイレットペーパー。結構大きな工場ですが、ほとんどパルプ臭がしないな~という疑問を感じたのですが、かなりきっちり環境対策に力を入れているようです。ただ、博物館にはしっかりと導入当時の新聞も展示されていました。「最先端の環境対策設備、わずか三年で川に沈む」やはり会社にとっては忘れられない程の悪夢だったようです。

 

帰りがけに喫茶店に寄ってセムラ(semla)というお菓子を食べました(写真)。この季節のお菓子らしく、街中の露天で売っていたりします。甘いパンの中にホイップしたクリームと、アーモンドを砂糖とペーストしたものを挟んであります。妹が作ってくれると言っていたのですが、食べるタイミングを度々逃していたのでとりあえず食べてみました。

 

ここのセムラは(スウェーデンにしては)甘さ控えめで上品な味でした。家に戻ると、しっかりセムラを準備してくれてて、悪いな~と思いつつさらに食べました。やはりお菓子の味は材料である程度決まってきます。やはり手作りはかなりいけるな~と思った今日この頃でした。

[ 更新日時:2008/02/11 09:24 ]

2008年2月8日金曜日

日本大使館

古今東西、どこの国の大使館でも、評判のいい大使館というのは今まで聞いたことがないですが、スウェーデンでも良くない話は多々聞きます。在留邦人はあくまで自己責任、最初から当てにはしてないのでそういう話をするのであれば、それはそれで結構ですが、税金を投じて或いは手数料を取りつつ、国をまがりなりにも代表しているのですから、最低限の仕事はしてほしいものです。

よくある不満を大別すると、態度が悪い、説明する気がない、仕事をする気がない、話がよく分からない、とだいたいこの範疇に収まります。大使館もお役所なので、お役所用語を使っているんだろうとたかをくくっていたのですが、最近スウェーデンの大使館の日本語レベルがかなりやばいということに気がつきました。

お役所の日本語にある程度慣れている自分でも、5回読んで何となく理解できる日本語。普通の人なら、神棚に飾って毎日拝んでやっと何かが見えてくるのかもしれません。大使館の人は「送る書類を読めば分かる」と言っておりましたが、分かったのはよく分からない説明を受けたということだけ。お役所の中でも笑い話に事欠かないのは、大使館かもしれません。

[ 更新日時:2008/02/11 09:53 ]

2009/05/06 22:46 追記;
一応大使館の人の名誉のために言っておくと、一応スウェーデンの大使館は大使館の中ではいい部類に入るかと思われます。問題の根源はおそらくスタッフ等のソフトウェアではなく外務省ベースのハードウェアで業務を行っているというところ。観光旅行がてら遊びに来る政治家の酒代足代で予算を食いつぶすくらいなら、もう少し通常の業務に予算を付けてほしいところ。

2008年2月7日木曜日

ピザ

こちらに来てから、初めてのピザ作り。日本ではオーブンレンジがあったので、友人が来た時とかにピザを焼いていたのですが、こちら来てからはまだ作っていませんでした。というのも、イースト一つ買うにも言葉が分からなければ買えなかったりします。また、生イーストが主流なのか、冷蔵庫のコーナーをくまなく探す必要があります。それに、アパートにあるのがガスオーブンで、使い方をチェックしていませんでした。

というわけで、照り焼きチキンピザとポテト・マヨネーズピザとの二種類のピザを作ってみました。ガスオーブンだと火力があるので焼き加減はばっちりでしたが、生地がちょっと甘かったようです。生イーストの発酵のタイミングがよく分からなかったというか、手を抜いたというか、ナンの上にピザの具材が乗っている状態になりました。トータルでは結構おいしかったのでよかったですが、次回はもう少し洗練したピザを作ろうと思っています。
[ 更新日時:2008/02/09 19:16 ]

初仕事

本日職場に初出勤。とはいってもかなり小さなオフィスなので、落ち着きます。とりあえず顧問弁護士の人と細かい契約条件のことを話したり、今後の流れを打ち合わせたり。自分用のパソコンと棚を確保してもらって、名刺のデザインを確認します。

やはり、仕事の流れがまだ見えてこない部分もあるので、結構頭を使います。別にマニュアルがあるわけでもないし、こういう仕事をしなければならないと決まっている訳でもありません。ボスと話をしながらいくつか提案をしました。

今日気がついたのは、日常的な仕事の中で細かい作業も出てくるでしょうが、意見を出したり提案をしたりというのが思いの外、重要なウェイトを占めているようです。いわば三人寄れば文殊の知恵。そんなことを思った初仕事でした。

[ 更新日時:2008/02/09 19:14 ]

2008年2月6日水曜日

親不知

こちらに来てから歯医者に初めて行きました。外国で歯医者にかかるのが怖いという話をよく聞きますが、それが原因でかなりやばい状態に陥った留学生を何度か見ているので、できる限り早く行こうと奮起。日本で歯医者に通っている間に、既に親不知が生えてはきてたのですが、歯医者曰く「過労で歯肉の状態が悪いから、もうちょっと落ち着いたらまた来たら」という話で、結局暇を作る暇がなく日本を後にしたのでした。

こちらの歯医者は、基本的に公営の保健センター系の歯医者と個人経営の歯医者の二本立てとのこと。この日行ったのは、プライベートな歯医者で、わりとのんびりした雰囲気のところ。2年前にお世話になったことがあるので、その当時の記録もしっかり残っていました。予約した際には、とりあえず診察をしてまた抜く日を決めましょうという話だったのですが、診察を受けた時に「簡単だから今日抜く?」と聞かれ即決。

麻酔が効いてくるまでの間、歯の状態をチェックしたり歯石を取ったりしながら待ちます。親不知のためだからかもしれませんが、結構強力な麻酔で、左目の動きまで怪しくなりました。器具を入れて、エイやっと抜けるまで30秒少々。気がつくと、自分の目の前に歯が置かれていました。

翌日から腫れがひどくなるという話もあったのでおとなしくしていましたが、経過は良好。ただ、財布にはずっしり重く感じました。診察代と歯石除去で650クローナ、親不知の抜歯が1100クローナ。やはり、歯は大切です。

[ 更新日時:2008/02/09 19:09 ]

2008年2月2日土曜日

ちょっぴり嵐

  

ネタに困っているわけではないですが、ちょっぴり天気のお話。ここ2日ほどヨテボリは久々の嵐です。金曜日は風が強くて、歩くのが怖いくらい。段ボールとかも平気で空を舞っています。トラムからぼ~っと外を眺めていると、いつもと少し違う光景が。水が・・・、水かさが激しく増えておりました。


歩道が水没、ベンチも水没しかかっています。ここまで増えているのを見るのは初めて。ちょっぴりすごいなと思った今日この頃。

[ 更新日時:2008/02/24 05:47 ]