2007年11月15日木曜日

久々の運転

日本では初心者運転期間中の自分ですが、久々に車を借りて運転をしました。スウェーデンでは、最初にきた頃にトラックの運転をさせてもらいましたが(過去ログ)、公道の運転はこれが初めて、しかも冬道です。一応スパイクタイヤをはいているので、それほど滑る感じはしないのですが、限界がわからないので、ちょっぴり不安になりながら小一時間ほどドライブしました。彼女のおとんを助手席に乗っけて出発。


日本に比べて道が広いかというと、そうではない場所も結構あります。人から聞いた話だと、交通量と事故率の相関関係で拡幅や路盤整備を行っているので、幹線道路といえども狭いところや走りにくいところは結構あります。ちょっと運転の練習も兼ねてのドライブだったので、走り始めは田舎道。狭かったり、道が悪かったりでちょっぴりドキドキ。

一般道の制限速度はだいたい3通り。民家が近くにないエリアは時速70km、集落の中や市街地は時速50km、学校のそばは時速30km。取り締まりはもちろんありますが、運転していて気になるのは、車がスピードを出さないようにする工夫が至る所にあります。ポピュラーなのは、低速で走行させるために段差を道路に設ける方法。東京でも、暴走族対策に、晴海埠頭のあたりでつけてたりしますが、少ないかもしれません。横断歩道自体が盛り上がっていることも結構あります。また、横断歩道のあるところだけ、道路幅を減らして、実質的に片側相互通行のような状態にしている場所もあります。

道路行政的にみても参考になるところはありますが、スウェーデンっぽいなと思うのはちょっと別の方法です。子供が走り始める年頃になると、家の外でも元気いっぱいに走り回って道路に飛び出します。そんなとき、「子供飛び出し注意」の看板を立てて、注意を引くようなことはしません。ずばり、大きな植木鉢を道路に置いて、相当減速してクランクしないと通れないようにします。看板に見向きもしない人が事故を起こすことは当たり前の話。合理的といえば合理的。

初雪だったこともあって、所々で子供たちが道路に雪の固まりを置いて車が砕いていくのを喜んでみています。おまえらカラスか、と突っ込みを入れたくなるところですが、それはそれ。無邪気に手を振るのでとりあえず振り替えして、なごやかにドライブを終えました。

[ 更新日時:2007/11/23 06:48 ]

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