2007年9月13日木曜日

Volvoの工場(前編)


この日は彼女のおとんに誘われてボルボ(Volvo)というスウェーデンの自動車メーカーの工場に見学に行きました。工場見学といえば、一昨年大学の関係で韓国の起亜自動車(KIA Motors)の生産ラインもみたことあるしな~と思っていたらどうもトラック部門とのこと。彼女の興味なさそうな顔を横目に、どきどきわくわくしながら一路ボルボの工場へ。
ボルボの敷地の中でおとんの同僚と合流。失敗作と思われる自動車のフレームの山と新車を横目にVolvo Demo Center(VDC)という施設にたどりつきました。このVDCという施設の入り口にはクロークルームあり、キャンディーの山がありで、なんともまったりした雰囲気が漂っています。工場に行く前にここで何かを見る様子。
ティールームで一息ついた後ボルボの担当者に案内されることに。最初は、歴史と販売展開の説明。一行が購入予定のユーザということもあって、汎用性の高さやオプション仕様のラインナップ、エミッションへの対応といった説明に熱が入ります。展示もエンジンやボディ、フレームといったパート別に分かれており、なかなか実用的な構成。販売会社で説明しきれないものを説明するためにこうした施設を作っている印象。
日本でもここ数年、日産ディーゼル系の販売会社でボルボのトラックを販売しており、時折街中でみかけるようになりましたが、それでも海外メーカー製のトラックは少なめ。この前は中国の大統領が来たんだよ~という担当者。それを来たんだってって翻訳してくれる彼女。心の中で中国なら首相だろとつっこみを入れる自分。
昼食後に彼女のおとんが「テストコースがあるよ~」とにやにやしながら言う。どうも試乗ができるみたいで、どきどきわくわくしながら試乗車にてくてく歩いて向かいます。たどりついた先はトラックの駐車場・・・・・。「乗ろう」とおとんに言われ乗り込んだのは、かなり大きめのトラック。運転席のすぐ横に構えるコーヒーメーカーが何ともコーヒー好きのスウェーデン仕様を感じさせます。
彼女と彼女のおとん工場のおっちゃんが乗り込み、最初におとんが運転。なかなか扱いやすそうな印象。一通りコースを回って自分の番。工場のおっちゃんに「英語はともかく日本語は話せないからな~」といわれつつ、ハンドルを握ります。ATなので操作自体はそれほど難しくはないのですが、幅の狭いロータリーを回ったり直線でそこそこスピードを出してみたりと、一般車両とはまた違った操作感です。20ftクラスの荷室に20ftのトレーラーを連結しているので結構長め。おっちゃんが60tクラスで、全長もすごく長い方に入るよ~といろんな説明をしてくれます。ユーザではない自分にも気さくに応対してくれたので、なかなか好印象でした。日本ですらなかなか乗る機会がないものなので、彼女のおとんにもかなり感謝しつつ、VDCを後にしました。

[地図]

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